2019年9月に、13年活動を共にしたドラムのアサカワヒロが脱退し、3人になってから最初の音源であること。その穴をサポート等で埋めることでなく、全曲打ち込みで楽曲を制作したこと。安原兵衛、辻村有記、Tomi Yo、渡部高士という、四者四様のツワモノに、曲ごとにプロデュースを依頼したこと。それから、新型コロナウイルス禍でライブができない、レコーディング・スタジオにも入れないし、一時はメンバーは集まることすら制限される、という(彼らに限ったことではないが)今まで経験したことのない事態の中で、完成させたアルバムであること。