- Home
- 落語研究会「宮戸川」柳家喬太郎- TBSオンデマンド配信
落語研究会「宮戸川」柳家喬太郎- TBSオンデマンド配信
- 2016/1/7
- TBSオンデマンド22
落語研究会「宮戸川」柳家喬太郎
収録時間:46分
ジャンル:ハイビジョン バラエティ 2010年代
番組紹介:
「落語研究会」は、明治38年に当時の落語界に危機感を持った落語家たちが、‘落語の研究、後進の養成、寄席改良’をスローガンに、本格の落語を目指して始まった歴史ある会。
現在では、落語家が人前で演じることによって芸を研くことに重点がおかれ、TBS主催により毎月国立劇場小劇場で当代の人気落語家たちによって、珠玉の演目が披露されている。
お届けするのは、柳家喬太郎(やなぎや・きょうたろう)による「宮戸川(みやとがわ)」。
「宮戸川」
夜も更けた日本橋小網町のとある商家。
戸を叩く音と「お父っつぁん、半七だよ、お父っつぁん」の声がする。
囲碁に凝ってしまった半七は、今日も家業を放ったらかし。
とうとう堪忍袋の緒が切れた父親は半七を締め出し、勘当を言い渡す。
同じ頃、その近所でも戸を叩く音と、この家の娘で半七の幼馴染・お花の「おっ母さん、お花です、おっ母さん」の声がしている。
友達の家でカルタ取りに夢中になってしまったお花も、締め出されていたのだ。
ばったり会って話をする2人。
半七が「こうなったら、今夜はおじさん家に泊めてもらうつもりだ」と言うと、行き場のないお花は「私も連れていって」と頼む。
「だめだ」と半七がいくら言っても、どこまでもついて来て…。