- Home
- 落語研究会「お神酒徳利」柳家小満ん- TBSオンデマンド配信
落語研究会「お神酒徳利」柳家小満ん- TBSオンデマンド配信
- 2016/1/2
- TBSオンデマンド22
落語研究会「お神酒徳利」柳家小満ん
収録時間:57分
ジャンル:ハイビジョン バラエティ 2010年代
番組紹介:
「落語研究会」は、明治38年に当時の落語界に危機感を持った落語家たちが、‘落語の研究、後進の養成、寄席改良’をスローガンに、本格の落語を目指して始まった歴史ある会。
現在では、落語家が人前で演じることによって芸を研くことに重点がおかれ、TBS主催により毎月国立劇場小劇場で当代の人気落語家たちによって、珠玉の演目が披露されている。
お届けするのは、柳家小満ん(やなぎや・こまん)による「お神酒徳利(おみきどっくり)」。
「お神酒徳利」
江戸時代。
日本橋馬喰町に刈豆屋という大きな旅籠があった。
その家には、先祖に何かしらの功労があったのか、‘三つ葉葵の紋どころ’が入った銀のお神酒徳利が一対あり、それを家宝としていた。
刈豆屋では、毎年師走の13日に家中・出入りの者が総出で、大掃除を行い最後に奥座敷の正面に主自ら、家宝の徳利を飾りつける慣わしがあった。
そして大掃除の日。
台所に徳利が置きっ放しになっているのを見た二番番頭の善六は、盗まれでもしたら大変だと、水瓶の中に沈めておいた。
だが、善六はそのことをすっかり忘れてしまい、やがて「徳利が無くなった」と店中大騒ぎになる。