動画配信サービス・ビデオオンデマンド向上委員会

落語研究会「稲川」三遊亭歌武蔵
収録時間：31分
ジャンル：ハイビジョン バラエティ 2010年代

番組紹介：

「落語研究会」は、明治38年に当時の落語界に危機感を持った落語家たちが、‘落語の研究、後進の養成、寄席改良’をスローガンに、本格の落語を目指して始まった歴史ある会。
現在では、落語家が人前で演じることによって芸を研くことに重点がおかれ、TBS主催により毎月国立劇場小劇場で当代の人気落語家たちによって、珠玉の演目が披露されている。
お届けするのは、三遊亭歌武蔵（さんゆうてい・うたむさし）による「稲川（いながわ）」。

「稲川」
大阪から東京に出てきた稲川という相撲取りは10日間勝ち続ける無類の強さ。
しかし、どうにも人気が無く、ひいきの声がどこからも掛からない。
稲川は「ワシには東京の水は合わん」と明日にでも大阪に帰ろうかと考えていた。
そんな時、ふと外を見ると、何やら黒い物体が。
よくよく見ると人のようだが、どうにも薄汚い風体の男だった。
使いの者に命じて、いくらか銭を包んで渡そうするが、なぜか男はそれを受け取ろうとしない。
男は「銭はいらないから、関取に会いたい」という。
男に会うことになった稲川だが…。

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